登山のカメラ PART4
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CANON EOS Kiss X7 SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM (Contemporary) F8 1/400 WB:太陽光 ISO100
白馬岳登山道 小雪渓近から杓子岳
山に行くと、ペンタックス率が急に高くなる。
かつてのペンタックス愛好者である自分にはそう見えてしまうのかと思っていたが、
しかしどうやら事実のようである。
ここ数年のオレの山行きでは、ペンタックス遭遇率はキヤノンに次いで二番目だ。
ヨドバシの店員の接客トークを横で聞いてたら、「登山の人はペンタックスを愛用
してるんですよ~」なんて語ってた。
防塵防滴の堅牢なボディ。小型で比較的軽量。
レンズのラインナップもそこそこ増えてきた。山にはちょうどいい。
D800みたいな高画素機だと、ひたすら手ブレを気にかけてないといけないようで、
気軽な手持ち撮影には向かなそうだ(と勝手に思っている)。
K-5の1600万画素というのは、そういう意味ではちょうどいいバランスなのかもしれない。
K-3で2400万画素にアップされると、このあたりにも変化が出てくるんだろうか?
さて自分の場合だが、
残念ながらKシリーズはちと重く感じてしまい、登山の選からは漏れてしまう。
ボディが立派すぎるのだ。
ペンタックスの防滴のレンズも、使ってみたいと思えるものがあまりないのが残念。
便利だけど写りはパッとしないってのは、これはもう悲劇だからね。
ズームに万能を求めちゃいけないけど、家に帰ってきて
「うわーキレイ!」
と思えるあの瞬間がなければ、一眼持ってく意味もない。
そういう意味では、キヤノンのEF-S10-22は本当に素晴らしいレンズだった。
このレンズの描写は、EF17-40にも匹敵する。
望遠側を諦めて、潔くこれ一本というのも選択肢だ。
今年の山行きに連れて行ったシグマの17-70は、残念ながら写りが平凡であった。
ダメでもないが、よくもない。
先代のモデルは本当によかったのたが、小型軽量化の代償は大きかったということだろうか。
二年に渡ってKissシリーズ(X4とX7)を山のお供に愛用してきたが、
防塵防滴の魅力に負けて とうとうオリンパスのOM-D E-M1にシステムチェンジしてしまった。
まだほんの少ししか撮っていないので確たることは言えないが、なんかよさそうである。
それにしても、山カメラの悩みはつきないなぁ。
◆前記事はこちらからどうぞ。
登山のカメラ (PART1)
続:登山のカメラ (PART2)
続続:登山のカメラ (PART3)
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