カテゴリー「富士山 Mt.Fuji」の31件の記事

2016.01.11

寒くない

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OLYMPUS  OM-D E-M1  M.ZD 14-150mm F4.0-5.6 II F6.3 1/80秒  WB/晴天 ISO1250

なんか全然寒くない。
気持ち悪いよ。
1月なのになんなんだ。ますます温暖になるのか?

ところでE-M1のファームウェアをアップデートしたら、
いつものことだが設定が全てリセットされてしまった。
これってホントに困る。
設定項目が多すぎて、戻すのに莫大な時間がかかるのだ。

そのかわり、機能が増えるのはスバラシイこと。
なんと静音シャッターが搭載されてしまった。無音である。
今のカメラって、すごいなぁ。

嬉しくなって、海まで撮影に行ってしまった。
たまには撮影に行かないとね。

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OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZD ED 12mm F2.0   F2.2  50秒  WB:晴天  ISO400  

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2011.12.24

落月

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PENTAX 645N  smcPENTAX A645 35mmF3.5   F13  20秒   RVP100 山中湖

冬の山中湖には早くても年末に行くのが通例なのだけれど、
今年は月食があったので、12月10日に行ってきた。
平野でいつも行く湖岸は台風の影響で水没してしまっていた。ショック。
仕方ないので付近のいつもと違う駐車場に陣取る。
月食だから さぞかし混雑しているのかと思いきや、ガラガラで逆に驚いた。
翌朝の富士山撮影の方が3倍くらい混んでいた。
なんだよ月食って人気無いじゃん。月が不憫だ(泣)。

明け方、富士山の圧倒的な迫力を横に見ながら、
夕べの主役だった満月が西の空へひっそりと沈んで行く。

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CANON EOS 5D Mark Ⅱ EF70-300mm F4-5.6L IS USM  F5.6  1/3秒  WB:晴天  ISO6400 (トリミング) 

皆既に入り赤銅色に輝く満月。なんともいえない美しさ。

天体撮影は殆どやったことがない。富士山のバルブ撮影くらい。
そういう普段やらないことは、いきなりやっても絶対にうまくいかない。
普段の風景撮影ですら、何度も繰り返して失敗して、ようやく覚えていくのだから。
というわけで、月食の写真は適当にデジカメで撮って終了。
それよりも、肉眼で楽しもうと決めていた。
何十年ぶりだろう月食見るのは。子どものころは星が好きで、毎晩星を見ていたんだが。

しかし、久しぶりに見たら、月食ってちょっと地味だなと改めて思ってしまったのも事実。
(だから見てる人が少ないの?)

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PENTAX 645N  smcPENTAX FA645 80-160 F4.5   1/4秒  F22    RVP100 

翌朝は、もう完全に冬の空だった。
富士山特有の麓から湧く雲も全く出ず、昼近くになっても快晴状態がつづいた。
撮っている人たちにはもう少し変化が欲しかっただろうけど、こういう抜けるような光景は やはりキレイだ。
見た目よりも更に赤を強調したくて、アンダーで描く。ベルビアの色は気持ちがいい。
やっぱり富士山はいいなぁと思う瞬間。

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2011.12.20

PowerShot S100の操作性

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Canon PowerShot S100   F2.8  1/30秒   WB:AUTO ISO800

2年前にS90を買った時にも 使ってみた感想を書いたけれど (その時の記事はこちら)
今回もS100を使った感想をまとめてみた。
なお、比較しているのは、すべてS90とのことである。

○ グリップしやすくなった ボディのざらざら感も悪くない
○ AFフレームが任意で移動できるようになった(S90は こんなことすらできなかった)
○ ISOオートの上限感度が設定できるようになった
○ 電源ボタンの位置がまともになった
○ コントローラーホイールのクリック感がよくなった 勝手に動いてしまうことはなくなった

× 電源OFF時に再生ボタンが簡単にONになってしまって困る(改善されてない)
× AFフレームの任意移動は操作がやりにくい ショートカットもできない
× シャープネスや彩度の調整がカスタムカラーの時しかついてない(S90と変わっていない)
× C(カスタム)モードが一つしかついてない (なぜなんだ~)
× 操作性はなかなか良いが、GRとかに比べるとまだまだ煮ツメが甘い
× ステップズームをズームレバーの操作でも使えるようにしてほしい

こんなとこかな。

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Canon PowerShot S100   F4  1/1000秒   WB:AUTO  ISO80

高感度画質が向上したのが何よりエライこと。
S90と大差無いデザインなのに、S100の方が持ってる嬉しさ10倍。
この性能と操作性なら、ボロになるまで使い倒してみようかなと思える。

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Canon PowerShot S100   F2  1/13秒  EV-1  WB:AUTO  ISO1600

ミラーレスの小さくなりきれない中途半端な大きさは、毎日持ち歩くチャンスを減らす。
コンデジは小さくてこそコンデジ。
EVFなんてつかなくていいから、とにかくポケットに入るサイズでないと。
いつでも身に着けているってことが、一番重要。

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2011.03.21

無力な私

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富士山を見ながら、のんびり写真でも撮りたいなと心から思う今日この頃。
CANON EOS 5D MarkⅡ EF17-40mm F4L USM   F8 1/80秒 EV-0.3  CPL  WB:太陽光 ISO100  山中湖


地震が起きてから既に10日が経過した。

この間、何かを書こうなんていう心の余裕は 全然なかった。
原因は全て原発である。
まだ危険な状況は続いているけれど、
それでもここ数日間で、ようやく少しだけ希望が見えてきた気がする。

地震の翌日から数日間は、もうダメだって本気で思ってた。
最悪の事態は避けられないと思い、家に閉じこもる準備をした。
毎日ニュースばかり見ていたら、なんだか気が滅入ってしまった。
津波で被災した人たちに比べたらなんとも甘い話だと思うけど、
でもやっぱり気分が暗くなってしまった。
水曜日に、妙に気晴らししたくなって、
駅前の居酒屋にふらりと入って一杯飲んでしまった。
そうしたら、さわやかな気分とまではいかなかったけれど、
なんだか久しぶりに息がつけた気がした。
おそらくそのあたり(16日くらい)から、事態は少し改善してきたんだろう。

そんな状況の中でも、みんな会社に行くんだなってことに驚いた。
休みになるのかと思ったのに、オレの会社は営業してた。
しかたがないから通ったけれど、せめて月曜くらいは休みにしてほしかった。
帰りの電車は常に大混乱で、特に停電が始まってからはひどかった。
少しのことでパニック状況になってもおかしくないなと思えた。

先が見えない状況が、こんなに辛いんだって初めて知った気がする。
もしも原発で最悪の事故が起きたとしたら、
この先どうすればいいんだろうっていうことが、全然頭に描けなかった。
「もしもの時には国外に逃亡してしまえ」なんて、
昔はそんな想像したこともあったけれど、
現実には、何もできかなった。
もしお金があったとしても、親や兄弟や友達を置き去りにして自分だけ
逃げるなんてできないってことに、今さら気が付いた。

今回こそは被災地の人に寄付をしなくちゃいけないなと、思っている。
やっと思えるようになった、というのが本音なのである。
被災をしたみなさんに、ごめんなさいといいたい。

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2010.10.24

旅とカメラ

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CANON EOS 5D MarkⅡ EF24-105mm F4L IS USM  F8 1/650秒  WB:太陽光 ISO400 CPL 大菩薩峠

この前京都に出張に行った時、
帰りのバスの中で、随分立派なデジカメを持った女の子3人組と遭遇した。
3人ともキヤノンのデジタル一眼レフを肩から提げていて、なかなか気合が入っていた。
その中の1台が、いかにも「新しいメカ」って感じのデザインで、ちょっと気になった。
従来のEOSと違って、流線型基調の洗練されたデザインなのだ。
今まで見たことのないEF-Sレンズのデザインにも、グッときた。
15-85と書いてあるこのレンズは、35mm換算だと何ミリになるのだろう?
全長が短くて、コンパクトで、旅のお供には なかなか良い大きさではないか。
オレの5Dに24-105をつけたら、こうはいかないよ。京都の旅にはデカすぎる。

この女の子達は、どうやら韓国からの旅行者のようだった。
最近の女の子は みんなすごいカメラ持って旅行するんだな~と驚いてしまった。
帰ってきて調べてみたら、そのカメラはEOS 7Dだった。
既に発売されて1年近く経っていると知り、愕然。
最近いかに新製品を見ていなかったのか、改めて思い知らされた。

帰ってきて、久々にカメラ屋に行って現物を触ってみたら、これがなかなかの好感触。
とにかくグリップがイイ。5Dよりも、あきらかに握りやすくなっている。
そして15-85のレンズをつけたそのデザインが、なんだかとてもイイのだ。
カメラ好きって、たったこれだけのいわばどうでもいい事柄で、
ああこれ欲しいな、なんて思ってしまうのだ。
たとえ今持ってるカメラの方がスペック的に上だったとしても、
モノとして魅力があると、欲しいと思ってしまったりするのだ。そういうものなのだ。
それを持って、旅する自分がイメージできたりすると、なおさらなのである。
でも、調べてみたらなんと、5Dより7Dの方が10グラム重かった。
え?そうなの?なんか意外なんだけど。
と、どうでもいいことをまだ調べたりしている自分。買いもしないクセにね。

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2010.05.09

春の陽

PENTAX 645N
PENTAX 645N  smcPENTAX FA645 45-85mmF4.5  F32  1/4秒  PL  RVP100  山中湖

とうとう どこにも行けなかった連休。
すさまじいカゼだった(しかもまだ治りきっていないのだ)。
だけど不思議と不満は少ない。
良い天気の中、珍しく病院なんて行って薬もらってきて、
それを飲んで二階の部屋で空を見ながら寝ていた。
なんだかちょっと快感だった。昼間っから寝ていられる感覚が。
自宅と町田の家を往復して、あとはひたすら寝ていただけの休み。
でも、久しぶりに休息が必要だったんだろう。

今日は久しぶりに写真を撮りに行った。
滝の飛沫を浴びながら、新緑の色を見ていると、妙に心地よい。
川原の岩の上に登ったら、足元を大きな蛇がゆっくりと移動していた。
あたたかい岩の上に来ると、そのまま動かなくなった。ひなたぼっこだ。
ううおっかねぇと言いながら、早々に退散してきた。

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2010.03.11

645Dで風景は変わるのか

PENTAX 645N
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PENTAX 645N  smcPENTAX FA645 75mmF2.8  F22  1/45秒   RVP100 忍野村

ペンタックスが、正式に中判デジタルカメラを発表した。
645Dである。
「中版」の定義も、デジタルになると もはやよくわからない気もするけれど、
でもまぁサイズからして中判を名乗ってもいいだろう。

今のところ自分はフィルムに夢中&大満足なので全く欲しいとは思わないのだが、
自分の新しいモン好きの性格からして、
いつの日かこの新型カメラを手に入れてしまうような気もする。
更にその先を予想すると、買ってからしばらくして、
「なんだやっぱりこれデジカメじゃん」(当たり前だけど)
とか言って あまり使わなくなる・・・とそんな気がする。
まあ少なくとも、向こう3年間くらいは買うことはないでしょうけどね(超高いし)。

でもこのカメラ、すごく頑張ってつくってると思う。
一旦は開発が白紙になったりして、紆余曲折の上、5年越しでの発売。
会社名が変わったりしたのに、発売にこぎ付けたのはエライと思う。
このカテゴリーのカメラは他にないので、明らかな差別化もできている。
「あくまでアマチュア向けのカメラ」と言い切ってるのも好感持てる。

PENTAX 645D

魅力的だな~と思うのはこういう機能。

 ・ボディ、レンズの防塵防滴(-10℃の耐寒性能)
 ・ファインダー視野率98%
 ・1/4000秒シャッター
 ・マグネシウム合金の外装
 ・2軸の電子水準器 (これいいな~)
 ・超音波モーター搭載の新レンズ
  ※オマケとして、フィルム時代同様にボディ下面と左側面の2箇所の三脚穴。
    これがあると、縦位置への切替が瞬間的に可能なのだ。

ペンタックス、頑張ってたくさん売ってください。
私はこれからも645Nで楽しませていただきます。
(ついでに645NⅡも継続販売してくれればいいのだが)

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撮影:GRDⅢ F4.4 1/400 昼光 ISO64

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2010.02.25

645Nのピント確認

PENTAX 645N
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PENTAX 645N  smcPENTAX FA645 75mmF2.8   F22 1/45秒  RVP100  田貫湖

ペンタックスフォーラムで645Nの点検。
先週撮ったポジのピントが怪しいと感じたのだが、結果は問題ナシだった。
ということは、被写体ブレか、もしくは三脚のセットが甘かったのか。
雪の上に立てたので、なかなか真っ直ぐ立たないなとは感じていたのだが、
自分の撮り方に問題があったとわかり、ちょっと凹む。カメラのせいにしようとしちゃいけないな。

その他、全レンズ異常ナシとわかり、ちょっと嬉しかった。
ただし本体のミラーの戻りが少し弱っているので、いずれOV必要とのこと。
それとフィルムバックのモルトが劣化。そういえばフィルムの周辺に光線漏れしてるカットがあったな。
近いうちにドック入り必要か。サブボディも検討必要だ。

フォーラムは、三井ビル時代と比べると随分小さくなってしまった。
以前は座ってゆっくり話が聞けたけど、今のカウンターはセブンイレブンみたいでちょっと哀しい。
ただし接客対応は相変わらず丁寧だと思う。良い会社だな。点検も無料だった。
645デジタルの発表も そう遠くないと思うけど、全く興味ナシ。今後も645Nを活躍させよう。
このカメラ、本当によくできている。究極の実用機。

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2010.01.04

2010年 ロイ・シャイダー

Nikon D90
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Nikon D90  SIGMA 17-70 F2.8-4.5 DC MACRO  F5.6  1.6秒  WB:晴天 ISO200

とうとう2010年がやってきた。
オレにとって2010年で思い出されるのは、映画「2010年」 (2010: The Year We Make Contact) なのである。
「2001年宇宙の旅」の続編映画なのだが、なぜかこの映画、あまり語られることがない。

主演はオレの大好きだったロイ・シャイダー。
渋い俳優だったが、かっこよかった。すらっと背が高くて、サングラスがよく似合う。
日本人なら単なるサラリーマンに見える七三分けなのに、なぜか決まってしまうのだ。
ジョーズでの警察署長役も印象深い。ブルーサンダーも忘れられない。
でもやっぱり、「2010年」。
ロイ・シャイダーが2008年で亡くなってしまったのが、本当に残念だった。
なぜというわけじゃないが、2010年までは、元気でいて欲しかった。

最近のCGバリバリのSFモノには、何故か深みが感じられない。
簡単に言うと、インチキ臭いのだ。
「2001年・・」のシリーズには、UFOと地球軍のドッグファイトもなければ、エイリアンとの戦闘シーンも出てこない。
でも、宇宙空間のシーンには、なぜだかものすごい緊張感が漂っている。
そもそも宇宙では音が一切無い。そういうところをすごくリアルに描いている。
だから、船外活動で極度の緊張状態でパニックに陥り、呼吸ができなくなるシーンなんて、
見ていて苦しくなるほど怖いのである。重力ブレーキのシーンも、実にドキドキさせられる。

難解なキューブリックの「2001年・・」とは趣が違い、2010年は、
なんとなくわかったような気にさせてくれるところも、オレがこの映画を好きな理由かもしれない。

そしてついに、本当の2010年になってしまった。
この新しい時代に、この懐かしき映画を改めて楽しんでみたいと思う。

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2009.07.29

忍野の桜

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PENTAX 645N  smcPENTAX FA645 200mmF4  F22 1/15秒   PL  RVP100

早朝は少し寒いくらいの春の撮影。
蒸し暑いこの季節に思い出すと、なんだか懐かしくさえ感じます。
満開の桜と富士山は、問答無用で画になります(でもカメラマンの数もすさまじかったけど・・・)。

押入れや棚の整理を始めたら、全く終わらないまま日が暮れてしまった・・・
あまりにもモノが多すぎて頭にきたので、超大量のゴミとして処分してやった。
その大半は・雑誌!
それからカタログ!
今頃になってEOS10DとかD70とか出てくると、なんか嬉しくなる。
そしてそういうのを読み始めると、さらに作業は遅くなる。
昔の給与明細とか健康診断の結果とか余分なものまで出てきて、扱いに困る。
なので、もう今日は閉店なのです。さあメシだぞ。

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