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PENTAX 645N smcPENTAX A645 35mmF3.5 F13 20秒 RVP100 山中湖
冬の山中湖には早くても年末に行くのが通例なのだけれど、
今年は月食があったので、12月10日に行ってきた。
平野でいつも行く湖岸は台風の影響で水没してしまっていた。ショック。
仕方ないので付近のいつもと違う駐車場に陣取る。
月食だから さぞかし混雑しているのかと思いきや、ガラガラで逆に驚いた。
翌朝の富士山撮影の方が3倍くらい混んでいた。
なんだよ月食って人気無いじゃん。月が不憫だ(泣)。
明け方、富士山の圧倒的な迫力を横に見ながら、
夕べの主役だった満月が西の空へひっそりと沈んで行く。
CANON EOS 5D Mark Ⅱ EF70-300mm F4-5.6L IS USM F5.6 1/3秒 WB:晴天 ISO6400 (トリミング)
皆既に入り赤銅色に輝く満月。なんともいえない美しさ。
天体撮影は殆どやったことがない。富士山のバルブ撮影くらい。
そういう普段やらないことは、いきなりやっても絶対にうまくいかない。
普段の風景撮影ですら、何度も繰り返して失敗して、ようやく覚えていくのだから。
というわけで、月食の写真は適当にデジカメで撮って終了。
それよりも、肉眼で楽しもうと決めていた。
何十年ぶりだろう月食見るのは。子どものころは星が好きで、毎晩星を見ていたんだが。
しかし、久しぶりに見たら、月食ってちょっと地味だなと改めて思ってしまったのも事実。
(だから見てる人が少ないの?)
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PENTAX 645N smcPENTAX FA645 80-160 F4.5 1/4秒 F22 RVP100
翌朝は、もう完全に冬の空だった。
富士山特有の麓から湧く雲も全く出ず、昼近くになっても快晴状態がつづいた。
撮っている人たちにはもう少し変化が欲しかっただろうけど、こういう抜けるような光景は やはりキレイだ。
見た目よりも更に赤を強調したくて、アンダーで描く。ベルビアの色は気持ちがいい。
やっぱり富士山はいいなぁと思う瞬間。
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