Z24-120とZ14-30の逆光耐性
(画像クリックで拡大します)Nikon Z6Ⅱ NIKKOR Z 24-120mmF4
逆光で太陽をフレームに入れて撮るのが好きなので、
レンズの逆光耐性を、ものすごーく重要視している。
ミラーレスになってからは、EVFで太陽を見やすくなったので、更に撮りやすくなった。
(あんまり長時間やってるとセンサー焼けちゃうから注意だけどね)
意外なんだけど、ニコンの場合、Z24-120の方がZ14-30よりもゴーストが出にくい。
いやまあ、意外って言っても単なる個人的な思い込みなんだけど、
なんとなく、超広角の方が逆光に強そうな気がするし、
ズームレンジの広い24-120の方が不利なんじゃないかって、そう思っていたのだ。
でも結果は逆で、24-120はマコトにきれいなウニウニの太陽を描写できる。
ウニウニ(太陽のまわりのトゲトゲのことね)の形は絞りで変化する。
まあ好みだけど、F11からF16くらいがキレイに出ると思う。
(画像クリックで拡大します) Nikon Z6Ⅱ Z14-30 F4S
Z14-30はシャープな写りがスバらしくて、逆光にも強いんだけど、それなりにゴーストが出る。
この写真とかも、なんか残念なゴーストの出かただよね。
この時は、24-120と両方持ってたので、たまたま同じような場面を2つのレンズで撮ってたんだけど、
その差が結構あることに今さら気が付いておどろいた。そうだったのか。
(もしかして、超広角レンズの方が、いろんな事情でゴーストが出やすいのだろうか?)
(画像クリックで拡大します)Nikon Z6Ⅱ NIKKOR Z 24-120mmF4
この写真の太陽も、またお見事な光芒である。
しかし、なんだか24-120を絶賛してるみたいだけど、実はそうでもない。
たとえば、おさんぽスナップの時なんかは、このレンズ絶対持っていきたくない。
そもそも重たいしデカいし、そして写りが硬すぎる。
ふんわりぼんやり写したいスナップの用途には全く向かない。
立体感もないからつまらない。
(そういえば、高倍率ズームのZ24-200の方が立体感を感じられるから不思議である)
望遠側で撮った時の圧縮感っていうか、遠近感が出るレンズが好きなんだけど、
24-120はそれも苦手な気がする。このレンズは超優等生で、非常にシャープに写るんだけど、
シャープが強いレンズって、どうしても写りが平面的になりがちなのだ。
Nikon Z6Ⅱ NIKKOR Z 24-120mmF4
ちなみにどんなに逆光に強いレンズでも、こういう場面ではどうしてもゴースト出ちゃいます。
これまた見事なサッポロポテトだし、レンズに水滴でもついてんじゃないかってくらい、ゴースト出てるよね。
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