カテゴリー「EOS Kiss X4」の24件の記事

2013.04.24

それでもアナタが好き

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CANON EOS Kiss X4  SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM  F8  1/250  WB:太陽光  ISO100

忘れられないレンズというのがある。
そんなに高価なわけではないのに、写りが妙に印象的だったりする。
そのレンズで撮った写真を見返してみると、不思議と幸せな気分になってくる。
それなのに、ふとしたはずみでなぜか売却してしまったりする。
そういうレンズってあるもんだ。

シグマの17-70っていうレンズは、とにかくもう、抜群に寄れる。
これがあると、わざわざマクロレンズを持っていかなくても、かなりの近接撮影ができてしまう。
そしてその写りが、この上なくまろやかでスバラシイ写りなのだ。
今になってこのレンズで撮った写真を見返してみると、実にイイのだ。

実はこのレンズ、2回買ったことがある。ニコン用とキヤノン用だ。
そんなに好印象だったのにどうして売ってしまったのかというと、
デザインがブサイクで、なおかつ重たかったからである。
ものすごく性格がいいのに、デブでブス。
なんとも悲劇だ。

さてその17-70が、なんとリニューアルされたらしい。
ここ最近のシグマ製品は、一貫したブランドポリシーを打ち出していて、
ラインナップやデザインが一新されている。
その戦略にまんまとはまり、既に35mm F1.4 DG HSMは買わされてしまったわけだが、
だがその写りは、なにしろ絶品である。とてもよいのだ。

そんなわけで、懲りもせずまたしても17-70を購入することになった。
明日発売のKiss X7の相棒として、3度目の復縁。
小型化の影響で広角側の写りが少し犠牲になってるなんて話も聞くが、
こればっかりは、実際使ってみないことにはわからない。
新たな相棒の実力に大いに期待している。

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CANON EOS Kiss X4  SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM  F8  1/125  WB:太陽光  ISO100
切り替え操作なしで こういうマクロ撮影ができるというのは、マコトにスバラシイ。
広角でも望遠側でも、とにかく寄れる。近すぎてピントが合わないっていうストレスを、殆ど感じない。

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CANON EOS Kiss X4  SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM  F5.6  1/250  WB:太陽光  ISO100
オレの大好きなイブキトラノオ。
この時は霧がかかって、景色全体がしっとりと色が濃く、撮影していて実に幸せだった。
このレンズで、もう一度 山の景色を撮ってみようと思う。

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2012.10.31

撮影の秋

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CANON EOS Kiss X4   EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM   F3.5  1/60  WB:太陽光   ISO100  渋谷区

気がつけば、季節はすっかり秋・・・どころか既に秋も後半戦。
今年は夏が長かったせいか、急激に寒くなり、それでみんな体調崩したりして、
何度か雨が降っているうちに違う季節になってしまった、という感じか。

日本シリーズも始まったけれど、
ナイターの日本シリーズってのも、どうもいまだにピンとこない。
やはりシリーズは、秋の日差しを浴びながら、デーゲームでやってほしい。
7回過ぎた頃にはすっかり夕方の気配で、ちょっと肌寒かったりして。
そういう風景ってのは妙に記憶に残るんだけど、ナイターって、なんだかどうも色気が無い。
それでもテレビでやってくれるだけマシということか。いまどき野球放送って無いからね。

先週末は、軽井沢方面に遠征して、湯の丸高原で紅葉を撮影してきた。
やはり遠征して撮影すると、気持ちが盛り上がるので非常によろしい。
しばらくまたフィルムでどんどん撮っていこうと思うのである。

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2012.10.26

ザラメがキライ

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CANON EOS Kiss X4   EF 28mm F1.8 USM    F1.8  1/660  WB:太陽光  ISO100  新宿区

ザラメの砂糖がキライだ。
あのジャリジャリする感じがとてもイヤだ。
そんなわけで、ワッフルも嫌いな食べ物に入ってしまう。
実は味としては相当好きな部類に入る食べ物なのだが、ザラメの砂糖のせいでNGなのだ。
どうして普通の砂糖でつくってはくれないのだろうか。あんなにウマイのに。

ヨウカンもキライだ。
あれはちっともうまくない。
甘酒もキライだ。
あんなまずい酒は他にない。
お酢の臭いの強い食い物は持っての他。
だからオレは寿司屋にはなれない(もうならないからいいけど)。

意外とオレってキライなものあるんだな、と再認識。

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2012.10.23

秋の陽

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CANON EOS Kiss X4   EF 28mm F1.8 USM    F2.2  1/1000  WB:太陽光  ISO100  新宿区

秋の公園はイイ。
暑くもなく、寒くもなく、マコトに心地イイ。
できれば紅葉とか始まる前がいい。始まると、ひたすら混んじゃうから。
なんにも無い季節が、一番シアワセ。

風景写真を撮るようになってから、
もうちょっとは紅葉に興味が出るだろうかと思っていたけれど、
相変わらず、そうでもない。
やはり、桜の時のように、ガマンできずに撮影に飛び出していく、というようなことがない。
綿密な下調べとか、そういうこともしていない。
現地に行って、撮影しているときは、紅葉の色をそんなに感じていない。
ところが帰ってきてから写真を見てみると、とてもキレイに写っている。
紅葉って、いつもそうなんだよな。実物以上にキレイに仕上がる。

別にキライじゃありません。紅葉大好きです。
でも、桜と比べちゃうと、どうしても燃え方がちがうんだよね。
しかし紅葉の季節が終わると、撮るものが更に減っちゃうのも事実。
いまのうちに楽しんでおこう。

話は変わるが、クライマックスシリーズってなんなんだ。
リーグ優勝したチームが日本シリーズに出られなくなったらどうすんだ。
なんか変な仕組みだ。クライマックスシリーズじゃなくて優勝決定戦にすればいいのに。
巨人が3連敗の後で結局勝ったけど、本気でやってるよね?と要らぬ詮索をしてしまう。
まぁ、無用な心配だとは思うけど。
日本シリーズ、たまには家でのんびり観戦してみたいな~。

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2012.10.19

地域性って素敵

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CANON EOS Kiss X4   TAMRON SP AF 60mm F/2 DiⅡ MACRO   F2.5  1/2000  WB:太陽光  ISO100 

先月の
「セブンイレブン、四国進出を正式発表」
というニュースには、かなりびっくりした。

「え!?セブンって、四国になかったの?」

最近のコンビにはセブンの強さが際立ってしまって、
弁当は一番ウマイし、店もキレイだから、たくさんあると助かるのだけれど、
どこへ行っても同じコンビニばかりで、便利だけれどあまりにワンパターン。
せめて、旅の時くらいは、地域による違いみたいなものを感じてみたい。
北海道に行った時は、大好きなセイコーマートを100%利用している。
でも最近はセブンが幅をきかせてきたので、セイコー負けるなと更に応援している。
安いワインと手作り弁当、そして何より、“北海道に来てるぞ感”を満足させてくれるのがセイコーなのだ。

しかしそれにしても、四国に一軒もセブンがなかったって、そりゃ実に不思議だ。
やっぱ海を隔ててしまうと、流通的にはかなり厳しいってことなのか。
地元に特色あるコンビニがあるのなら、そこには頑張って欲しいものだ。
あまりにセブンだらけになってしまうと、
全国どこへ行っても同じ弁当食わされるのはタマランじゃないか。

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2012.10.18

悩める秋

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CANON EOS Kiss X4   EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM   F8  1/250  WB:太陽光 CPL  ISO100  根子岳より四阿山方面を望む

   ◆先週に引き続きギャラリーを更新しました。根子岳の山行き写真、よろしければこちらからどうぞ。

最近久しぶりに、スナップ的な手持ちで撮る写真が楽しい。
三脚かまえてガッチリ行く写真がここ最近は多かったけれど、
その反動か、今は気楽に撮るのが楽しいのだ。

そのためのレンズ選びというのが、これまた楽しい。

ズームにすべきか。それともやはり短焦点か。
焦点距離は35mmがいいか。いやもっと広角か。いっそのこと300mmの超望遠にしてしまうか。
硬い描写がいいか。それとも思いっきりボカして撮るべきか。
やっぱり軽くてカッコイイレンズがいい。しかしズームの利便性も捨てがたい。
純正?お得なサードパーティー?こうなったらZeissにする?
なんてことを夢想しはじめると、もう止まらなくなってくる。

まぁだいたい、世の中のカメラ好き写真好きのの人々は、
おんなじようなことやって遊んでいるわけでしょう。
時々こういう季節がやってきてしまうんだな、自分の中に。困ったもんだ。

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2012.10.13

青空の下を

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CANON EOS Kiss X4   EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM   F8  1/660  WB:AUTO  ISO100  蝶ヶ岳~常念岳間

    ◆久々にギャラリーを更新しました。蝶ヶ岳と常念岳の山行き風景、よろしければこちらからどうぞ。


晴れていると、山の写真は本当にキレイだ。
これがもし曇っていると、全然別物の写真になってしまう。
特にデジカメの場合には、それが顕著だ。驚くほど精彩を欠いてしまうのだ。

そんな時、CONTAXのT2なら、
それはもうびっくりするくらい、ステキな写真を生み出してくれるのである。
雨や曇りの時の描写は、デジカメには太刀打ちできない。それほどT2はスバラシイのだ。
しかし、そんなことばかりも言っていられない。
デジカメでもキレイに写せる方法を考えていかなくてはならないだろう。

ところで9月の蝶~常念での縦走では、ほとんどの写真をEF-S 10-22で撮りきった。
このレンズ、本当にスバラシイ。
オレの場合、山では長いレンズを殆ど使わない。
ほんのたまに「使いたいな」と思うけれど、それよりも広角側のニーズの方が断然強い。
標準側が35mm換算で35mmくらいまでついているこのレンズは、
つけっぱなしで歩いていて、ほとんどのものが撮れてしまう。
そしてめちゃくちゃ寄れる。寄れることは、これまた超広角レンズの絶対条件なのだ。

PLをつけると、広角レンズは どうしても空に色ムラが出てしまう。
それで思い切って、この山行きでは途中からPLの使用をやめてしまった。
標高2,000mを超えると、PLナシでも空の色はバッチリ濃く出るのである。
それに気がついたので、PLが無くても問題にならなかった。
悩みがなくなった分、撮影が倍くらい楽しくなった。

そんなあの山も、そろそろ雪の季節。
立山の室堂で今日 雪が積もったとラジオで言っていた。
東京も、すっかり涼しくなってきたなぁ。

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2012.09.28

続続:登山のカメラ

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CANON EOS Kiss X4   EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM   F8  1/80  WB:AUTO CPL  ISO100  蝶ヶ岳~常念岳間 (蝶槍)

    ◆久々にギャラリーを更新しました。蝶ヶ岳と常念岳の山行き風景、よろしければこちらからどうぞ。


前回の「続:登山のカメラ」で少し話したが、今年は山用のカメラを新調してみることにした。
で、何を買ったかは、
8月6日のエントリーで既に書いた通り、EOS Kiss X4なのである。

このカメラ、とにかく軽い。
5D Mark2と比べたりすると、それはもう笑っちゃうほど軽い。
5D2に、オレの大好きな17-40のレンズをつけた場合、合計で1,380g
X4に、17-40と ほぼ同程度となる超広角ズームEF-S10-22をつけると、合計915g
その差なんと、465gである。
もっとオレに体力があるのなら5D2を持って行けばそれで済む話なのだが、
なにしろ”なんちゃってヤマノボリ“の域を出ていない素人なのである。

数年前、中判カメラ(PENTAX 645N)と三脚を持って無謀にも白馬岳に登ろうとしたのだが、
栂池自然園の駅から500メートル歩いたところで荷物の重さに耐えられなくて汗ダクダクとなり、
目の前にあった栂池ヒュッテにそのまま泊まってしまった哀しい実績の持ち主なのだ。

山の経験が少ない人間は、写真以前に命を大切にしなくてはならない。
2年前に北海道のトムラウシ山に登った時は、
カメラはリコーのGR1だけに絞ったにもかかわらず、
稜線の台風並みの風にやられて低体温症寸前となる恐怖も味わった。
これもまた、経験と体力の不足が原因である。
本気で山岳写真をやってる人々を、オレは心底尊敬してしまう。
時々すれ違うプロ写真家の凄まじい機材量には、マジでぶったまげる。

そんなわけで、安全第一、人に迷惑かけないを信条に山へ行っている。
だから三脚すら持っていかない。
だけれども、人一倍の写真好きである。
下界では決して見られない素晴らしい山の風景を、撮らないわけにはいかないのである。

山用カメラのチョイスではいつも悩む。
おそらくこれは、一生答えの出ない悩みなんじゃないかと薄々気づいている(それを楽しんでいたりもする)。
普段の風景写真機材はPENTAXの645Nで完全に完成しており、不満も悩みも皆無なのと比べると、
これは随分な違いである。
悩みがないと、不思議と作風ってブレなくなってくる。
その反対に、カメラが毎回変わったりすると、撮り方まで変わってくるから不思議だ。
昨年の白馬岳登山(注:645持参で挫折しちゃった時とは別の話。この時は頂上まで行きました)では、
カメラはNew Mamiya 6 + G75mm(35mm換算で40mmくらいの短焦点)だった。
中判とはいえ、とても軽いカメラなので、自分でもどうにかなったのだ。
40mmで撮る山の写真というのは、いつもの自分の写真と少し違って、それはそれで面白かった。
しかし、レンジファインダーは接写は苦手だし、朝晩の手持ち撮影もフィルムではキツイ。
ましてや、雨でも降ったら、フィルム交換さえ厳しい状況になることもある。

そんなわけで、Kissにしてみたのだ。
撮ってみて驚くが、実に高画質である。APS-Cをなめたらアカン。これで十分だと思えるレベル。
もちろん、ISO800や1600以上になってくると、5D2と比べたらそりゃあもうレベルは下がるけど、
それでもなかなか頑張っている。暗くても、手持ちでいろんなものが撮れた。
風景の描写だって、コンデジにはマネのできない緻密な表現ができる。
超広角のレンズも使える。この10-22っていうレンズは、軽いのに実によくできている。

おかげさまで、この軽くて小さい相棒をすっかり気に入ってしまった。
持っていても、とにかく軽くて苦にならないのである。これは重要だ。
型落ちモデルだからバリアングル液晶もまだついていないのだが、反対にそれが気に入って買った。
軽さのためには余計なものは無いほうがイイ。
山にはピッタリのカメラである。ただし、実は雨に弱いんじゃないかって、内心ドキドキしてる。
それでも、値段が安いんだから、酷使してさしあげるのが礼儀というもんだろう。
そういう潔く使えるところもまた、このカメラが気に入っているポイントなのである。

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2012.09.26

D600と6D

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CANON EOS Kiss X4  SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM  F5.6  1/200  WB:太陽光  ISO100


いよいよ普及価格のフルサイズ一眼レフが登場する。
ニコンはD600、キヤノンは6D。

キヤノンはフルサイズKissが出るって噂もあったけど、
実際には、Kissより上、D60と5D3の間くらいの新たなカテゴリー創設、といったところか。
まあ考えてみれば、現存するEF-Sレンズ群をそんなに簡単に捨てるわけにはいかなから、
Kissや7Dのカテゴリーは今後も共存させないといけないんだろう。
それに、完全エントリークラスのフルサイズにしちゃって、
その後あっという間に価格下落、ってのは、買う方だってイヤだ。

当初はこの6Dの商品設定に文句ばっかり言ってたんだけど、
いつの間にか買いたくなってる節操の無いオレがいたりする。
でも、積極的に買いたい理由って何なんだろう?何かあるのか?
DIGIC5?いや5D2でも十分低ノイズだよ。
GPSも無線LANもオレには必要ないし。
電子水準器?いやまさかそれだけで買い替えないだろ。
ファインダーだって視野率100%じゃないし、連写も速くない。
そうやって考えていくと、これは単なる「新しいオモチャ欲しい病」のような気がしてならない。
きっとそうだろう。
まぁ、一つだけ間違いのない理由は「軽量化」だけどね。
付属品含めて5D2より150g軽いってのは、確実なアドバンテージ。

かたや、キヤノンと違って出し惜しみしない攻めの姿勢を感じるD600。
なかなか頑張ってるなぁと思う。今回はキヤノン劣勢なんじゃないだろか。
自らのつくった商品カテゴリーが足かせになっちゃってるキヤノン。
でも、それでも一定数は売れちゃうのがキヤノンなんだよね。
(そういう自分もなんか買いそうになってるし)

ニコンの素晴らしいシャッター音が、誠に羨ましく感じる。
D800なんて、シャッター切ってるだけでシアワセになってきちゃう。
それに比べて最近のキヤノンのシャッターは、なんか事務的。タイプライターみたい。

だけど、ニコンでどうしても馴染めないものが一つある。
メニュー構造の入れ子のわかりにくさである。あれは本当にひどい。
ニコンを使っている時、結局最後まで理解することができなかった。
キヤノンのサブ電子ダイヤルに慣れちゃうと、操作性でもニコンには多少ストレスを感じる。
オレの場合、たとえ吐き出す画像がどんなにキレイでも、
操作でストレス感じたりすると、使いたくなくなってしまうのだ。
(そもそも各部の回転方向がキヤノンと全部逆ってのも、解っちゃいるけどやはり慣れないのだ)
でも、カメラって、感性で扱うものだから、そういうことって大切なんだと思う。

さてこの2機種の闘いは、今後どうなっていくことやら。

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2012.09.14

DSC-RX1の衝撃

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CANON EOS Kiss X4   EF 24mm F2.8 IS USM   F2.8  1/200  WB:太陽光  ISO100  世田谷区


ソニーから すんごいカメラが発表された。
多くの人の関心はα99っていう大きな方のカメラにあるのかもしれないが、
オレが驚いたのは、DSC-RX1っていう、小さい方のカメラである。
このカメラ、いわば“コンデジ(コンパクトデジカメ)”の部類に入るのだが、
小さいくせにセンサーがフルサイズで、なおかつF2の短焦点レンズがついてるのである。
レンズはツァイスなのだ。そしてレンズ交換なんてできないのだ。だってコンデジなんだから。

これの発売のおかげで、α99もニコンのD600もタムロン90mmマクロのリニューアルも、
オレのなかではちょっとすっ飛んでしまった。
こういう面白い冒険的なことを仕掛けるのは、やはりキヤノンやニコンにはできない。
つくった人は、きっとかなりのこだわりがあるんでしょう。

でもね、やっぱりちょっと惜しいんですよ。
オレが欲しいコンデジは、ホントにコンパクトでないとダメなの。
キヤノンのS100と同じサイズにしてほしい。レンズは沈胴式じゃないとダメ。
それと、せっかくソニーがつくったんだから、
頑張って内臓EVFにしてほしかった。外付はジャマ。

でも、それ以外のコンセプトは絶賛モノです。
まるでCONTAX T2やT3の再来のようではないか。
35mmにしたところがエライ。F2短焦点なのもエライ。フルサイズなのがエライ。
液晶に余計なチルトとかつけてないのも潔い。露出補正がダイヤルなのもいい。
カスタムモードが3つもあるのがイイ。AEロックボタン標準装備もイイ。

このまま待っていれば、いつかはオレの欲しいコンデジも出てくるんじゃないかと期待させてくれる。
いつの日にか、
デジカメにはファインダー(またはEVF)が当たり前に装備されてるという時代が来て欲しい。
カメラは目で覗いてオデコにくっつけて撮るのが、やっぱり基本だと思う。
手を伸ばして不安定な姿勢で撮る姿はマヌケである。
「昔のカメラは手を伸ばして液晶見ながら撮ったんだよ~」とか、
そういう昔話ができる時代が来て欲しいと願うのである。

ソニーさん がんばりましたね。

    ◆久々にギャラリーを更新しました。 蝶ヶ岳と常念岳の山行き風景、よろしければこちらからどうぞ

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