DSC-RX1の衝撃
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CANON EOS Kiss X4 EF 24mm F2.8 IS USM F2.8 1/200 WB:太陽光 ISO100 世田谷区
ソニーから すんごいカメラが発表された。
多くの人の関心はα99っていう大きな方のカメラにあるのかもしれないが、
オレが驚いたのは、DSC-RX1っていう、小さい方のカメラである。
このカメラ、いわば“コンデジ(コンパクトデジカメ)”の部類に入るのだが、
小さいくせにセンサーがフルサイズで、なおかつF2の短焦点レンズがついてるのである。
レンズはツァイスなのだ。そしてレンズ交換なんてできないのだ。だってコンデジなんだから。
これの発売のおかげで、α99もニコンのD600もタムロン90mmマクロのリニューアルも、
オレのなかではちょっとすっ飛んでしまった。
こういう面白い冒険的なことを仕掛けるのは、やはりキヤノンやニコンにはできない。
つくった人は、きっとかなりのこだわりがあるんでしょう。
でもね、やっぱりちょっと惜しいんですよ。
オレが欲しいコンデジは、ホントにコンパクトでないとダメなの。
キヤノンのS100と同じサイズにしてほしい。レンズは沈胴式じゃないとダメ。
それと、せっかくソニーがつくったんだから、
頑張って内臓EVFにしてほしかった。外付はジャマ。
でも、それ以外のコンセプトは絶賛モノです。
まるでCONTAX T2やT3の再来のようではないか。
35mmにしたところがエライ。F2短焦点なのもエライ。フルサイズなのがエライ。
液晶に余計なチルトとかつけてないのも潔い。露出補正がダイヤルなのもいい。
カスタムモードが3つもあるのがイイ。AEロックボタン標準装備もイイ。
このまま待っていれば、いつかはオレの欲しいコンデジも出てくるんじゃないかと期待させてくれる。
いつの日にか、
デジカメにはファインダー(またはEVF)が当たり前に装備されてるという時代が来て欲しい。
カメラは目で覗いてオデコにくっつけて撮るのが、やっぱり基本だと思う。
手を伸ばして不安定な姿勢で撮る姿はマヌケである。
「昔のカメラは手を伸ばして液晶見ながら撮ったんだよ~」とか、
そういう昔話ができる時代が来て欲しいと願うのである。
ソニーさん がんばりましたね。
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