画像クリックで拡大します)
CANON EOS 5D MarkⅡ EF17-40mm F4L USM F8 1/125秒 CPL EV-0.3 WB:太陽光 ISO100 尾瀬ヶ原
前回の“登山のカメラ”に引き続き、山に持っていくカメラについて考えてみたい。
本当はフィルムで撮れるのが一番シアワセなことだと、自分では思っている。
思っているのだが、なかなかそうもいかない時もある。
35mmフィルムカメラをメインシステムにすればいろいろな選択肢があるだろう、
そう思って、憧れのEOS 1Vを手に入れてみたのは去年のことだった。
このカメラ、とにかくシャッター音が萌えなのである。
シャッター音と結婚してもいいくらい、それはもう惚れ惚れしちゃうシャッター音。
うるさいからキライだとかいう人が時々いるけれど、オレには信じられない。
だがオレの場合35mmのスキャンではとても苦労するので、山のメイン機から外れてしまった。
ならば645でいいじゃないか、と言われそうだが、
しかしやはり、645のシステムは重い。三脚携行も必須となってしまう。
写真メインではなく少しマジメに登らないといけない山行の場合などは、
装備は1グラムでも軽くしたい。
そうしないと、体力の落ちつつあるオレなんて、簡単に死んでしまうかもしれないし。
(これは以前 北海道に行った時に思い知らされたのだが、その話はいずれまた)
次に候補となるのは、マミ6とかGF670のような、中判レンジファインダーである。
これらのレンジファインダー、写りに不満は全くない。
ただ、雨が降ったりした場合には、ちと辛い。
少し暗くなってきたりすると、手持ちで撮るのも厳しくなってくる。
接写に弱いというのも、写真的に制約が出来てしまって残念なところである。
で、そういう時は、
フィルム心を抑えてデジカメを持っていく。
液晶モニターを見るのがイヤだとか、まるでデジカメの悪口みたいなことばっかり過去に書いてたくせに、
こういう場合は一瞬にしてデジカメ使いになってしまえる変わり身の早い男である(=ずるいヤツ)。
ハイライトが飛びやすかったりとか、
赤や黄色が飽和しやすかったりとか、
屋外での液晶の明るさ確認が難しかったりとか、
まあそういう使い方のめんどくささもあるけれど、そんなこと言ってても仕方ないし、ガマンしよう。
もしも かなうならば、ものすごく軽いシステムにできないだろうか。
つまり、「バカみたいにデカいコンデジ、だけどちゃんと内臓ファインダー付き」
というようなカメラがいいのである。これはコンデジより断然操作もしやすいはず。(あたりまえだ)
これを、首からぶらさげっぱなしで歩きたい。
防塵防滴なら文句はないが、そうすると重たくなってしまうので、それはあきらめる。
ちょっとくらい濡れてもぶつけても、気にしないことにする。
できれば、激安品を手に入れて、使い潰す覚悟でイク。
こういうことなら、デジカメはオレの便利な山カメラになれる・・・・かな。
⇒このつづきは“続続 登山のカメラ”へどうぞ。
最近のコメント