カテゴリー「EF 17-40 F4L USM」の39件の記事

2013.11.24

逆光で撮る

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CANON EOS 5D MarkⅡ EF17-40mm F4L USM   F4  1/200秒  WB:太陽光 ISO100

いつの頃からか、
太陽を画面内に入れて撮るのが大好きになってしまった。
しかしその際に悩まされるのは、ゴーストの発生である。

どんなに高性能なレンズだって、
太陽を直接画面内に入れれば、少しくらいはゴーストも出るってもんだ。
しかし、良いレンズになればなるほど、発生率が非常に少ないというのも事実。
中には、ほとんどゴーストらしいものが見られない超優秀なものもある。
そういうレンズで逆光を撮るのは、本当に楽しいもんだ。

しかし、高い割には「?」なレンズも時々あって、
雑誌やネットの評判は高いくせに、色や形のはっきりしたゴーストが大発生するレンズもある。
そういうレンズって、太陽に向けるたびにすごく不安になって、
撮る前にいろいろ悩んでしまって、撮影のリズムを止められてしまう場合さえある。
逆光以外の写りはすごくいいのに、太陽に向けると残念な結果になってしまうレンズもあるし、
短焦点のクセにゴースト出まくるレンズもある。

この話、こんどちょっとまとめてやってみようかと思う。
ちなみに上の写真のレンズは、かなり優秀の部類。安心して撮れるのだ。

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2013.10.01

さよなら今年の夏

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CANON EOS 5D MarkⅡ EF17-40mm F4L USM   F8  1/500秒  WB:太陽光 ISO100 長野県諏訪郡下諏訪町

今ごろになって ああ夏が終わったんだなと思う。
電車には、ネクタイしてジャケットを着ている人が多い。
オレだけ夏のまんまだ(でもさすがに半袖は終わったけど)。
朝晩はめっきり過ごしやすくなり、日も短くなった。
暑すぎて、もう秋なんて来ないんじゃないかと思ってたけど、でもやっぱり来たか。

久しぶりに仕事帰りのヨドバシパトロール。
最近のカメラ店は、なんかガイジンばっかりで落ち着かない。
北米だけでなく、アジア圏の人たちも多い。どこから来たかわからない人もいる。
でかい声でわーわー話すのがあの人たちなので、ちょっとうるさくて困る。
オレが学生の頃なんて、外国人は横田基地のまわりにしかいなかった(というのはウソですごめんなさい)。
でも最近はホントに海外からの旅行者が増えたと思う。
そういう人たちにとって、実物を触りながら買い物できるカメラ店って、夢のような世界なんだろうな。

645用の黒マウントだけを買って帰る。
無料のカタログをいろいろもらったので、帰りの電車では退屈しなかった。

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2013.03.22

さよなら下北沢

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CANON EOS 5D MarkⅡ EF17-40mm F4L USM   F8  1/50秒   EV-0.3  WB:太陽光 ISO1600 

とうとう下北沢の地上駅が、この世からなくなってしまう。
なんてさみしいんだ。なんて哀しいんだ。

オレは場所というものに、妙に未練を感じる。
だから別れを惜しんで、わざわざ駅を見に行った。
しかしオレの同僚には、そういう感覚が理解できないという人がいる。
なにしにいくんだ?駅なんて単なる場所じゃねえか。
そういう人もいるでしょう。理解はできる。
でもオレには、いろんな思い出が詰まった忘れられない場所なのだ。
わくわくしながら大好きな人と待ち合わせしたり、
仲間とわいわい朝まで酒飲んだり、
買い物したりメシ食ったり、ただ単に乗換えで通り過ぎたり。

だけどそういう思い出があるとかなんとかを超越して、
単に場所として大好きだったということでもあるのだ。
山とか川とか高原とか、そんなキレイな場所じゃなくたって、好きな場所ってあるもんだ。

下北沢は、駅そのものが大好きな場所だった。
久しぶりに、大量の写真なんてUPしてみたい(以下全ての写真は5DⅡ/EF17-40にて撮影)。

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なんでもないこの風景とも、今日でおさらばだ。

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改札を抜けると、楽しいことが待っている。

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待ち合わせは、いつだってこの場所だった。いつもちょっと緊張していたな。

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この無理やりな立体交差が昭和のカオス。鉄骨や橋脚の質感がたまらない。

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この駅には、街の鼓動が直接伝わってきた。

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この踏切ともお別れ。先週あたりは写真を撮る人の数がすごかった。

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なんとも奇妙なステージ構造。まるで桟敷席のようなバルコニーが存在する。
一旦別れた友達が、ステージで再び現れてしまう摩訶不思議。これこそまさに下北沢の象徴。

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ホントに狭いホームでした。危ないんだけど、でもこれがシモキタ。

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ああ名残惜しい。ホント切ないぞ。さよなら下北沢。

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2012.06.11

雨のち晴れ

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CANON EOS 5D MarkⅡ EF17-40mm F4L USM   F8  1/330秒   CPL  EV-0.3  WB:太陽光 ISO100 

雨で肌寒かった土曜日が終わると、翌日の日曜は気持ちよく晴れた。
空がキレイだ。
しかし湿気が多かったので、結局この後夕方には雨になった。
天候が安定しないここ数年の日本。
どこへ行くにも、傘が手放せなくなってしまったなぁ。

オレは昔から折り畳み傘の愛用派。
この前友人3人と飲んだら、3人が全員 透明のビニール傘を使っていた。
「安いから」
という理由で使っているそうだ。
がしかし、どんなに安くても、オレには折り畳み以外の傘は使えない。
なぜならば、速攻で無くしてしまうから。まぁつまり、電車で忘れてしまうのだ。
電車に乗って、ちょっと立てかけておくと、降りる時に100%忘れる。
忘れないように高めの傘買った時も、買ったその日に忘れてきた。
以来20年、折り畳み以外の傘は絶対使っていない。

そもそも、カバン以外にもう一つ荷物があるっていうのもオレには耐えられない。
女性は2つも3つもカバン持って出歩いたりできる人がいるけれど、
ああいうのは絶対にイヤ。とにかく手が塞がってる状態が許せない。
朝の天気予報をチェックしてから、大きな傘持って出掛ける人がいるけれど、
ああいう人って、結局雨が降らなかったら、その傘持って帰ってくるの?
片手にカバン持って、もう一方の手で傘持って、それでよく電車に乗ってられるね。
絶対イヤ。それはイヤ。オレには無理。
(そもそもそれじゃあ、本も読めないんじゃないの?)

日本は雨が多いから、めんどくさいよね。
でもそのおかげで、風景はキレイなんだけどね。それはわかっているのさ。
電車移動の時の雨がイヤなんだよ。それだけのことです。

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2012.06.10

偶然かかる曲

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CANON EOS 5D MarkⅡ EF17-40mm F4L USM   F8  1/80秒 CPL  EV-0.3  WB:太陽光 ISO100  尾瀬ヶ原

たまには音楽の話を。

車で走り始めた時、好きな曲がラジオから流れてくると、
お~っ、
て、すごく得した気分になる。
こういう時は、走っていてすごく楽しくなる。
車を止めて写真撮るのがもったいなくなるくらい。
他人がセレクトした音楽を聴くと、どうして得した感じがするんだろう。

自分で選んだ曲は、なぜかすごく退屈に感じるときがある。
こんなこともあった。今年の冬、運転中にでチャイコフスキーを聴いてた時。
長い曲なのでぼんやり聴いていたのだが、途中でどうにも退屈で かったるく感じてきてしまった。
そこでラジオに切り替えたのだが、
そうしたら偶然ラジオでも全く同じ曲をやっていたのだ。
しかし不思議なもんで、
そうなると俄然音楽に緊張感が漲ってくる気がしてしまうのだ。
勿論そのラジオは最後まで完聴。

この差は一体なんだろう?
ラジオというのは、生で聴いていれば同時にたくさんの人が聴いているわけで、
その連帯感みたいなものがいいんだろうか?
それもあるだろうけど、根本的にそれだけじゃない気がする。
(そもそもオレ、人と同じことするの あんまり得意じゃないし:笑)

やっぱり他人のセレクトしたものって、自分に責任がないから、
気楽に聴けるんだろうな。
音楽に「責任」なんてもんがあるかどうかは知らんが、
でもそういう言い方が一番しっくりくる気がするのだ。選択責任。
責任感が重石になって、なんとなく「楽しまなきゃ」みたいな感じになって、逆に退屈になるとか。

テレビ見てる時、チャンネル回しまくって、
あげく全然面白い番組がなくて、
もういいやって人にリモコン渡した後、
そいつが見てるテレビが妙に楽しそうに見える時がある。
読み終わった新聞を人にあげると、
さっき気がつかなかった記事が目に飛び込んできて、ものすごく返してほしくなる時がある。
他人が選ぶことによって、自分では見えなかった何かが見えてくるんだろうか。

この謎は、ちょっとくらい考えたところで絶対解けない謎だと思う。
でもやっぱり、ラジオの偶然の出会いは本当に楽しい。
「なんか良い曲かかんないかな」 って期待しながら、今日も車に乗ろう。

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2012.06.07

続:登山のカメラ

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CANON EOS 5D MarkⅡ EF17-40mm F4L USM   F8  1/125秒 CPL  EV-0.3  WB:太陽光 ISO100  尾瀬ヶ原

前回の“登山のカメラ”に引き続き、山に持っていくカメラについて考えてみたい。

本当はフィルムで撮れるのが一番シアワセなことだと、自分では思っている。
思っているのだが、なかなかそうもいかない時もある。

35mmフィルムカメラをメインシステムにすればいろいろな選択肢があるだろう、
そう思って、憧れのEOS 1Vを手に入れてみたのは去年のことだった。
このカメラ、とにかくシャッター音が萌えなのである。
シャッター音と結婚してもいいくらい、それはもう惚れ惚れしちゃうシャッター音。
うるさいからキライだとかいう人が時々いるけれど、オレには信じられない。
だがオレの場合35mmのスキャンではとても苦労するので、山のメイン機から外れてしまった。

ならば645でいいじゃないか、と言われそうだが、
しかしやはり、645のシステムは重い。三脚携行も必須となってしまう。
写真メインではなく少しマジメに登らないといけない山行の場合などは、
装備は1グラムでも軽くしたい。
そうしないと、体力の落ちつつあるオレなんて、簡単に死んでしまうかもしれないし。
(これは以前 北海道に行った時に思い知らされたのだが、その話はいずれまた)

次に候補となるのは、マミ6とかGF670のような、中判レンジファインダーである。
これらのレンジファインダー、写りに不満は全くない。
ただ、雨が降ったりした場合には、ちと辛い。
少し暗くなってきたりすると、手持ちで撮るのも厳しくなってくる。
接写に弱いというのも、写真的に制約が出来てしまって残念なところである。

で、そういう時は、
フィルム心を抑えてデジカメを持っていく。
液晶モニターを見るのがイヤだとか、まるでデジカメの悪口みたいなことばっかり過去に書いてたくせに、
こういう場合は一瞬にしてデジカメ使いになってしまえる変わり身の早い男である(=ずるいヤツ)。

ハイライトが飛びやすかったりとか、
赤や黄色が飽和しやすかったりとか、
屋外での液晶の明るさ確認が難しかったりとか、
まあそういう使い方のめんどくささもあるけれど、そんなこと言ってても仕方ないし、ガマンしよう。
もしも かなうならば、ものすごく軽いシステムにできないだろうか。
つまり、「バカみたいにデカいコンデジ、だけどちゃんと内臓ファインダー付き」
というようなカメラがいいのである。これはコンデジより断然操作もしやすいはず。(あたりまえだ)
これを、首からぶらさげっぱなしで歩きたい。
防塵防滴なら文句はないが、そうすると重たくなってしまうので、それはあきらめる。
ちょっとくらい濡れてもぶつけても、気にしないことにする。
できれば、激安品を手に入れて、使い潰す覚悟でイク。

こういうことなら、デジカメはオレの便利な山カメラになれる・・・・かな。

 ⇒このつづきは“続続 登山のカメラ”へどうぞ。

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2012.06.06

EF17-40mm F4L 夕暮れ

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CANON EOS 5D MarkⅡ EF17-40mm F4L USM   F4  1/125秒  EV-1 WB:太陽光 ISO100  尾瀬ヶ原

この季節になると、こういう風景が猛烈に見たくなってくる。
尾瀬には一回しか行ったことがないけれど、あの場所の印象は、今でも強く残っている。

山に行くと、どうしても超広角レンズを使いたくなってしまうのはオレだけだろうか。
キヤノンの17-40mm F4Lというこのレンズは、実に実にスバラシイと思う。
24-105なんかより、断然イイ (というか24-105の良さがいまだにわかっていないのだが)。
ペンタックス時代にDA14mmという銘レンズを愛用していたけれど、
EF 17-40は、DA14の良さとズームの利便性を兼ね備えていると思う。
軽い、寄れる、シャープ。そして開放付近で周辺減光するところがオレの好み。
これ一本あれば、山では全然困らない。40mmの標準域までカバーしているところがまたイイ。

5D MarkⅡを買ったのは、このレンズが使いたかったからだ。
だけど最近は、本気で撮影に行くとなると、どうしてもPENTAX645を持ち出してしまうので、
出番の少ない5Dさんなのである (なんともったいない)。
できるなら、もうちょっと軽量化したシステムで、のんびり山歩きなんてしてみたい。
EOS Kissくらい軽ければ、一眼レフも苦にならないだろうな。
新しく出るPENTAXのK-30なんていいんだろうな。
などと取り止めも無いないことばかり考えながら、電車の中でボーっとしがちな今日この頃。
(そのくせデジタルは せっかく買ってもあんまり使わないのがオレの常なのだが)

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2012.03.27

春なのに

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CANON EOS 5D MarkⅡ EF17-40mm F4L USM   F8  1/50秒  WB:太陽光 ISO1600 

暖かくならない!

いつになったら春が来るんだろう。
思うに、子どもの頃の気候は、こんなもんだったような気もする。
4月に雪が降った記憶もある。
そう考えると、地球は正常気温に回帰してるのかと少しだけホッとしてしまう反面、
これもやっぱり気象の異常さからくるのだろうかなんて逆に疑ってしまうこともある。
寒いおかげで桜はちっとも咲かない。冬用コートも手放せない。

さて先日は、友人と下北沢で一杯。
久しぶりにカメラを持って電車に乗り、駅構内を少しだけスナップ。
こういうことをしたのは かなり久しぶりである。
撮っていて、なんだか妙に楽しかった。街中スナップの楽しさを思い出した。
デジカメって、こういう暗い時に撮ると、今や実に頼りになる機械である。
ここ最近は、高感度性能が更に向上しているようで、なんとも恐るべしである。
ただし昼間は液晶が見えにくいので、やはり撮りにくい。
そんなわけで、最近はいつもお留守番の5DⅡなのである(哀れだ)。

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2011.11.03

得意な分野

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CANON EOS 5D MarkⅡ EF17-40mm F4L USM   F4  1/4秒  WB:太陽光   ISO3200

カメラの液晶で見てるときは「写ってないのかな~」
と思ったこの写真。
パソコンで見てみたら、きっちり写ってた。

5DⅡおそるべし。
昼間の描写では納得いかない時もあるけれど、
暗い場所とか夜景にかけては、それはもう怖いくらいとんでもなく写せてしまう。
こんな高感度が実用になるなんて、ほんの数年前までは考えられなかったことだ。

イタリアに行った時、
もしもこのカメラを持っていたら、
夜景をさぞや量産できたことだろう。
まぁしかし、それでシアワセになれるかどうかは 試してみないとわかんないけどね。

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2011.06.21

渡部さとる 写真展 Silent Shadow Aomori2011

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CANON EOS 5D MarkⅡ EF17-40mm F4L USM   F4  1/20秒  WB:太陽光 ISO800  渋谷区

仕事をちょっとだけ早く終わらせて (正確に言うとサボって:笑)
我が師匠 渡部さとる氏の写真展へ。

ギャラリー冬青は、中野区の住宅街ど真ん中。
道まちがった?と思ったあたりにギャラリー冬青がある。

夕方で誰もいない会場。
入口に わたなべさんが 「でん」と一人座って、パソコン眺めてる。
面識の無い人なら気おくれしてしまいそうな静けさである(実はオレも なんだか緊張)。

ローライで切り取った青森の風景が、
わたなべさん特有の丁寧な仕上げのプリントで27枚展示されている。
お客さんが誰もいなかったので、いろいろ質問して解説してもらえて、とても楽しかった。
18時を過ぎると、一気にお客さんが入ってきたので、ぼちぼち切り上げて帰宅。
写真を見て、わたなべさんと雑談できて、とても愉快だった。

帰り道は「暑い」とまではいえない ポカポカ陽気の夕暮れ。もうすぐ夏だな。
ヨドバシへ寄りもせずに、小田急に乗って帰る。空がキレイだった。

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