ニコンZ8 いよいよお目見え (そして24-120で注意すべき点)
(画像クリックで拡大します)Nikon Z6Ⅱ NIKKOR Z 24-120mmF4
ニコンZ8が、いよいよ発表されたねー。
ネット上では、完全肯定派と納得いかない人々の間で、賛否が渦巻いているけど、
でもこれ、ニコンとしては大成功になるでしょう。きっとものすごく売れる。
ミラーレスが、絶対に小さく軽くなくてはいけないという概念をぶっ壊して、
質実剛健で、一眼レフライクな、昔からお馴染みのあるルックスで出してもいいでしょ?
そう言いながら、Z8は出てきた。貫いたね、ニコン。
まだ触ってもいないから確たることは何にもいえないけど、
これでようやく、Z6やZ7の遅いAFとは決別できるわけで、それはよかった。
Z6Ⅱなんて、中央一点で遠くの山にピント合わせてるだけなのに、
なんど試しても全然合わなくて、結局諦めてMFに変更、っていうことも時々あった。
ソニーやキヤノンじゃあり得ないことだ(まあこの2社のAFも時々嘘つくけどね)。
(画像クリックで拡大します)Nikon Z6Ⅱ NIKKOR Z 24-120mmF4
ところで話はいきなりレンズに変わっちゃうんだけど、
Z24-120は、それはそれは、寄れる標準ズーム。
最大撮影倍率は0.39だ。なんじゃそりゃって感じだよね。昔じゃ考えられない。
APS-Cサイズでクロップすれば、もうほとんどマクロの領域。
しかし、これが時々哀しい結果を産む。
テレ端120㎜側でストレスなくガンガン寄れるので、楽しくなってアップの写真ばかり撮っていると、
これが微ブレ写真を量産。特に曇りの日とかに樹林帯の薄暗いところで撮っていると、
失敗作が多数産まれてしまう。高性能であるが故の、ヒット率の悪さ。なんたること。
上の空木(ウツギ)の写真とかも、とてもアップで撮れているのだが、
ビミョーに甘い。まあ、そりゃそうだよな、120㎜域で最短撮影距離で撮ってるんだから。
なので、登山中で時間をかけて撮れない時なんかだと、帰ってきてからガッカリすることになる。
良いレンズだけど、オレが使うとこういうことになったりする。善し悪しだな。
(画像クリックで拡大します)Nikon Z6Ⅱ NIKKOR Z 24-120mmF4
雨なので行く前は少し憂鬱だったけど、人も少なくて、霧も出ていて、
なんともいえず気持ちのいい山行だった。のんびり歩くのはいいねー。
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