音楽のヨロコビ
飲みの予定が急にキャンセルになったので久々に早く帰ってきたら、
ラジオでN響のコンサートをやっていた。
生中継である。
ライブって不思議だ。
生っていうだけで、なんだか不思議なヨロコビとコーフンがあるのだ。
こんなに技術が発展したこの世の中。
テレビは超高画質。音響だってすごい。
それなのに、生中継のありがたさにはかなわないのである。
なんだろう、やはり、今この瞬間、ホールで音が出ていて、
たくさんの聴衆と同時に音楽を聴いているっていう緊張感みたいなのがいいんだろうか。
これがもし録音音源だったら、きっと途中で聴くのをやめちゃっただろう。
気がついたら、フィナーレまできっちり聴いてしまった。
どんな音楽でも、大きな音量で聴けば良さが出てくる。
安物のうちのステレオでも、大音量で低音にブーストかけると、おっ というほど良い音になる。
低音好きのオレには、ベースの分厚い音色が強調されると実にたまらない。
家に独りきりなのをいいことに、かなりの音量で楽しんでいた。
終演後の拍手と、床を踏み鳴らして称える団員。この臨場感が、またイイ。
終わってコンビニにビールを買いに行くと、なんだかとても得をした気分。
こんなに良い音楽を聴いたのに、帰宅時間はゼロなのだ。
サントリーホールから家までワープしちゃったこの感じ。たまにはこういうのもいいな。
そういえば最近は、ライブといえばブルックナーしか聴いていないので、
久しぶりにチャイコフスキーなんて聴いたので、そういう新鮮さもあったのかもしれない。
また音楽でも聴きに行くかな。
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