カテゴリー「音楽」の7件の記事

2013.11.24

音楽のヨロコビ

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飲みの予定が急にキャンセルになったので久々に早く帰ってきたら、
ラジオでN響のコンサートをやっていた。
生中継である。

ライブって不思議だ。
生っていうだけで、なんだか不思議なヨロコビとコーフンがあるのだ。
こんなに技術が発展したこの世の中。
テレビは超高画質。音響だってすごい。
それなのに、生中継のありがたさにはかなわないのである。
なんだろう、やはり、今この瞬間、ホールで音が出ていて、
たくさんの聴衆と同時に音楽を聴いているっていう緊張感みたいなのがいいんだろうか。
これがもし録音音源だったら、きっと途中で聴くのをやめちゃっただろう。
気がついたら、フィナーレまできっちり聴いてしまった。

どんな音楽でも、大きな音量で聴けば良さが出てくる。
安物のうちのステレオでも、大音量で低音にブーストかけると、おっ というほど良い音になる。
低音好きのオレには、ベースの分厚い音色が強調されると実にたまらない。
家に独りきりなのをいいことに、かなりの音量で楽しんでいた。

終演後の拍手と、床を踏み鳴らして称える団員。この臨場感が、またイイ。
終わってコンビニにビールを買いに行くと、なんだかとても得をした気分。
こんなに良い音楽を聴いたのに、帰宅時間はゼロなのだ。
サントリーホールから家までワープしちゃったこの感じ。たまにはこういうのもいいな。

そういえば最近は、ライブといえばブルックナーしか聴いていないので、
久しぶりにチャイコフスキーなんて聴いたので、そういう新鮮さもあったのかもしれない。
また音楽でも聴きに行くかな。

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2012.06.10

偶然かかる曲

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CANON EOS 5D MarkⅡ EF17-40mm F4L USM   F8  1/80秒 CPL  EV-0.3  WB:太陽光 ISO100  尾瀬ヶ原

たまには音楽の話を。

車で走り始めた時、好きな曲がラジオから流れてくると、
お~っ、
て、すごく得した気分になる。
こういう時は、走っていてすごく楽しくなる。
車を止めて写真撮るのがもったいなくなるくらい。
他人がセレクトした音楽を聴くと、どうして得した感じがするんだろう。

自分で選んだ曲は、なぜかすごく退屈に感じるときがある。
こんなこともあった。今年の冬、運転中にでチャイコフスキーを聴いてた時。
長い曲なのでぼんやり聴いていたのだが、途中でどうにも退屈で かったるく感じてきてしまった。
そこでラジオに切り替えたのだが、
そうしたら偶然ラジオでも全く同じ曲をやっていたのだ。
しかし不思議なもんで、
そうなると俄然音楽に緊張感が漲ってくる気がしてしまうのだ。
勿論そのラジオは最後まで完聴。

この差は一体なんだろう?
ラジオというのは、生で聴いていれば同時にたくさんの人が聴いているわけで、
その連帯感みたいなものがいいんだろうか?
それもあるだろうけど、根本的にそれだけじゃない気がする。
(そもそもオレ、人と同じことするの あんまり得意じゃないし:笑)

やっぱり他人のセレクトしたものって、自分に責任がないから、
気楽に聴けるんだろうな。
音楽に「責任」なんてもんがあるかどうかは知らんが、
でもそういう言い方が一番しっくりくる気がするのだ。選択責任。
責任感が重石になって、なんとなく「楽しまなきゃ」みたいな感じになって、逆に退屈になるとか。

テレビ見てる時、チャンネル回しまくって、
あげく全然面白い番組がなくて、
もういいやって人にリモコン渡した後、
そいつが見てるテレビが妙に楽しそうに見える時がある。
読み終わった新聞を人にあげると、
さっき気がつかなかった記事が目に飛び込んできて、ものすごく返してほしくなる時がある。
他人が選ぶことによって、自分では見えなかった何かが見えてくるんだろうか。

この謎は、ちょっとくらい考えたところで絶対解けない謎だと思う。
でもやっぱり、ラジオの偶然の出会いは本当に楽しい。
「なんか良い曲かかんないかな」 って期待しながら、今日も車に乗ろう。

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2011.05.25

ドライブと音楽

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CANON EOS 5D Mark Ⅱ  EF 17-40mm F4L USM   F5.6  1/50秒 EV0   WB:太陽光 ISO100 東京都八王子市 裏高尾町

撮影の帰り道、車のFMでマーラーの復活をやっていた。
自分ではなかなかCD出して聴こうとは思わないけど、ラジオでかかっているとなんとなく
「ラッキ~」
と思って喜んで聴いてしまう。
他人がチョイスした音楽を聞くのって、なぜだか得した気分になるから不思議だ。

風爽やかな新緑の山道を下りながらマーラーなんて聴いていると、
なんだか妙な気持ちである。でも悪くはない。
この日の放送は、メータとウィーンフィルの、結構古い録音のものだった。
これを聴いてたら、なんとなくスイッチが入ってしまったのか、
中学生の頃に夢中で聴いた、あの懐かしのバーンスタイン×ニューヨークフィルの演奏が聴きたくなった。

21世紀、恐るべし。ちょっと検索したら、すぐに見つかった。
しかもリマスターされて音質が良くなってるらしい。録音は なんと1963年である。
バーンスタインはその後2回ほど復活を録音しているが、
この63年版とは全然別の指揮者じゃないかと思うくらい、全く演奏が違うのである。
若さとスピード感溢れるこの63年版が、断然良い。
LPじゃなくてCDで聴けるヨロコビ(しかしLPって古いな~)。
曲の途中でA面からB面によっこらしょとひっくり返すあの儀式も、今は無いのである。

たまにはマーラー聴くのもいいもんだ。

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2008.12.01

Queen Rock Montreal cine sound ver.

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Nikon D90  SIGMA 17-70 F2.8-4.5 DC MACRO  F2.8 1/40秒 EV-0.3 WB:AUTO ISO200

QUEENのライブを映画館の大画面で特別上映していると聞いて、喜んで行ってみた。
普段ちっともロックなんて聞かないオレだけど、QUEENだけは別なのである。
中学生の頃にQUEENが大好きで、夢中で聞いたのだ。そして今でも大好きなのだ。

Queen Rock Montreal cine sound ver.というタイトルで、
1981年のカナダのモントリオールのライブ映像である。
劇場内は妙に年齢層が高くて、でもオレ的には落ち着く感じ(笑)。
実はオレが行った日は最終日だったらしく、ラスト上映を惜しむファン達がたくさん集まっていた。
まるで本物のライブのような盛り上がりで、拍手と歓声、そして歌声。
そんなオレも、妙に興奮してしまった。
QUEENの本物のライブに行かなかった自分を後悔しつつ、映画に見入って楽しんだ。

終わった後の、場内のみなさんの盛り上がりっぷりがステキだった。
ビール飲みながら、なかなか帰ろうとしない。うわー最高だよねー、カッコイイよ~!とか言いながら。
この瞬間だけ、時代は思いっきり80年代に戻りました。100人くらいでタイムマシン乗ったみたいな感じ。

楽しかったな~。

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2007.07.02

本質的諸問題

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FUJIFILM FinePix F30 AE F3.7  1/200秒 -0.3EV WB:AUTO ISO200 F-クロームモード

なにか特に時間が無いというわけではないのだけれど、
それでも不思議と心に余裕が持てない気がする今日この頃。
ゆとりが無いってのは、イヤなもんですね。
空いてる時間が結構あったりするのに、何故か有効に使えない。
あれもしなきゃこれもしなきゃって、思ってるだけで、何一つせずに時間が過ぎてしまう。
マルチな脳が欲しかったもんです。あわてずに処理できるヤツ。

今夜はNHK教育テレビで吉田秀和(音楽評論家)の特集をやっていました。
すぐ終わるのかと思ったら予想外に長くて(90分くらいあった)、
でも妙に惹きつけられて最後まで見てしまいました。
昔は一生懸命レコードかけて聴いたりしてたけど、
最近は面と向かって音楽だけ聴くってことが少ないな~、と実感しました。
冬場なんて、暖房の音がジャマなので、寒い部屋でフトンかぶって必死で聴いたりしたもんです。
難しくてわからないくせに吉田秀和の本なんかも読んだりもしました。

鎌倉の自宅で一人暮らしだということでしたが、
使っているオーディオが非常に質素だったのには驚きました。
音楽の本質さえわかれば機材なんて何でもいいんだっていう言葉には説得力がありましたね。
モノとかお金とかそういうことばかり追いかけてる最近の世の中で、
なんだか久しぶりにマトモな世界を垣間見た気がして爽やかでした。

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2005.12.12

見る楽しみも大切

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PENTAX *ist D  smcPENTAX DA14 F2.8ED  1/8 F2.8 ISO400 WB:蛍光灯W

随分久しぶりに音楽を聴きに行った。横浜のみなとみらいホール。
今はいろんなところにオーケストラ専用ホールが存在する。すごい時代になったと思う。
そしてどこのホールも、まあだいたい音響は良い。大ハズレはない。
だからホールの良し悪しなんて気にしないで、のんびり音楽を楽しめるようになった。

みなとみらいはシューボックス型。ここの音響も厚みがあって暖かい。
弦楽器の合奏では低音が気持ちよく出る。
今回は普段聞いたこともないプッチーニとやらを聴いたのだけど、
ぶわんぶわんと豊かなサウンドで、実に気持ちがよかった。
こういうホールには、中規模くらいの編成の曲が一番合うのかもしれない。
でもみなとみらいの場合、天井が高いので、フルオーケストラになってもまだ音響には余裕がある。

ところでものすごく気になったことがある。
2階のバルコニー席1列目が空いていたのでそこへ座ったのだが、
ここに座ると、聴いている間中、手すりのパイプが視界のど真ん中にきてしまう。
例えば、テレビ画面の真ん中に、幅5センチくらいの何も写らない部分があるような、そんな感じなのだ。
これはものすごくイライラする。仕方ないので途中から2列目の座席に引っ越してしまった。
ちょっとこれはいただけないでしょ。
そういえば、サントリーホールのバルコニー席はちょっと手すりが低いんじゃないかと思ってたけど、
あれはそういう視覚的な配慮がされた結果だったのかなぁ?
(でも、1列目は異様に足元が広かったので、それはとても気持ちがよかったけどね)

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2004.11.29

螺旋の底から

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PENTAX *ist D  smcPENTAX DA14 F2.8ED  1/8 F5.6  ISO400

川崎に新しいホールができたというので、見物がてら久しぶりに音楽を聴きに行ってみた。
今や日本では、こういうオーケストラ専用ホールは全然珍しくなくなってしまったけれど、
オレがまだ小学生くらいのときは、こういうスタイルに激しく憧れたものだ。
指揮者の正面から演奏を見るなんて、昔では考えられなかったのだ。
カラヤンやベームが現役の頃に、こういう立派なホールで見てみたかったと思う。
(実際カラヤンは何度か来ているけれど、その頃は金が無くて行けなかったのだ。無念)

ミューザ川崎というこのホールは、客席がステージ周囲を360度取り囲む 「ワインヤード形式」。
特徴は、その取り囲み方が螺旋(らせん)状になっていること。
写真をよく見ると、右と左で座席の数や形が違っているのがわかる。
残響時間が長く、低音の響きがかなり強い。ボリューム不足な(?)日本のオケでも良く響く。
反対にピアノは響きすぎてしまって、お風呂の中みたいになってしまう (サントリーホールと少し似てるかも)。
しかし、厚みのある暖かい響きで、オレ的には好印象だった。

こんな立派な器(うつわ)があっちにもこっちにもできるなんて、日本ってどんな国なんだろう?
そして器だけは充実してても、肝心のソフトがちっとも充実していないという、悲しい現状。
輸入品のソフトですら、チケットの争奪戦が激しすぎて、ちっとも取れない。
ベルリンフィルもウィーンフィルも、2週連続で来たところで、見られなければ意味が無い。
日本のソフトがもう少し楽しくなれば、もうちょっと見に行ってもいいんだけど・・・がんばって欲しい。

でもやっぱり、ライブはいいな~、と思うのであった。

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