続:繊細な味わい
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CANON EOS 5D Mark Ⅱ CarlZeiss Distagon T* 2/35mm ZE F2 1/660 WB:太陽光 ISO100 白馬村
前回に引き続き、また味のお話。
居酒屋で、豆腐を頼んだ時のこと。
頼んだモノは「手作り豆腐」っていう名前の、ちょっと固めで密度の濃い豆腐。
頼んだ張本人は、オレ。
他の3人は「これはウマイ!」とか言いながら喜んで食っているのだが、
オレには味の違いがさっぱりわからない。
豆腐は好きだし、うまいとも思ったが、
この豆腐のスペシャルさが全然理解できない。スーパーの100円豆腐と同じ味にしか思えないのだ。
それでわかった。
オレって味音痴なんだ。
まぁ味がわからないとまでは思わないが、この手の繊細な味は感じられないんだ。
みんなが本気で手作り豆腐をウマイと言ってるのを見ていると、
わかったフリして言ってるとも思えないし、そもそも そんなことしたって何の得もしないはず。
ということは、少なくともこの3人は「すごくうまい」と感じているってことか。
ふーんそうなのか。
別にそのことが悲しいとかそういう話じゃない。
それよりも、自分にはこの味がわからなかったんだってことに、
今になってやっと気がついたという事実がすごい。わかってなかったんだ。
そうか、だからオレ、食い物に対するこだわりが あんまりないのか。
ウマイ酒と、ちょっとしたつまみがあれば、それで全然満足しちゃうからな。
何かウマイもの食いに行こう!とか言われても、まぁ何でもいいやって思っちゃう。
焼肉とか鍋物とかだと困っちゃうけど(腹いっぱいで酒飲めなくなるからね)、
そうじゃなければ、食い物は何でもいい。
だからいまだに、おいしいお店のレパートリーとかもまるっきり増えないのだ。
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