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2023年5月の3件の記事

2023.05.17

ニコンZ8 いよいよお目見え (そして24-120で注意すべき点)

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(画像クリックで拡大します)Nikon Z6Ⅱ NIKKOR Z 24-120mmF4

ニコンZ8が、いよいよ発表されたねー。
ネット上では、完全肯定派と納得いかない人々の間で、賛否が渦巻いているけど、
でもこれ、ニコンとしては大成功になるでしょう。きっとものすごく売れる。
ミラーレスが、絶対に小さく軽くなくてはいけないという概念をぶっ壊して、
質実剛健で、一眼レフライクな、昔からお馴染みのあるルックスで出してもいいでしょ?
そう言いながら、Z8は出てきた。貫いたね、ニコン。

まだ触ってもいないから確たることは何にもいえないけど、
これでようやく、Z6やZ7の遅いAFとは決別できるわけで、それはよかった。
Z6Ⅱなんて、中央一点で遠くの山にピント合わせてるだけなのに、
なんど試しても全然合わなくて、結局諦めてMFに変更、っていうことも時々あった。
ソニーやキヤノンじゃあり得ないことだ(まあこの2社のAFも時々嘘つくけどね)。

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(画像クリックで拡大します)Nikon Z6Ⅱ NIKKOR Z 24-120mmF4

ところで話はいきなりレンズに変わっちゃうんだけど、
Z24-120は、それはそれは、寄れる標準ズーム。
最大撮影倍率は0.39だ。なんじゃそりゃって感じだよね。昔じゃ考えられない。
APS-Cサイズでクロップすれば、もうほとんどマクロの領域。

しかし、これが時々哀しい結果を産む。
テレ端120㎜側でストレスなくガンガン寄れるので、楽しくなってアップの写真ばかり撮っていると、
これが微ブレ写真を量産。特に曇りの日とかに樹林帯の薄暗いところで撮っていると、
失敗作が多数産まれてしまう。高性能であるが故の、ヒット率の悪さ。なんたること。
上の空木(ウツギ)の写真とかも、とてもアップで撮れているのだが、
ビミョーに甘い。まあ、そりゃそうだよな、120㎜域で最短撮影距離で撮ってるんだから。
なので、登山中で時間をかけて撮れない時なんかだと、帰ってきてからガッカリすることになる。
良いレンズだけど、オレが使うとこういうことになったりする。善し悪しだな。

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(画像クリックで拡大します)Nikon Z6Ⅱ NIKKOR Z 24-120mmF4

雨なので行く前は少し憂鬱だったけど、人も少なくて、霧も出ていて、
なんともいえず気持ちのいい山行だった。のんびり歩くのはいいねー。

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2023.05.07

Z24-120とZ14-30の逆光耐性

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(画像クリックで拡大します)Nikon Z6Ⅱ NIKKOR Z 24-120mmF4

逆光で太陽をフレームに入れて撮るのが好きなので、
レンズの逆光耐性を、ものすごーく重要視している。
ミラーレスになってからは、EVFで太陽を見やすくなったので、更に撮りやすくなった。
(あんまり長時間やってるとセンサー焼けちゃうから注意だけどね)

意外なんだけど、ニコンの場合、Z24-120の方がZ14-30よりもゴーストが出にくい。
いやまあ、意外って言っても単なる個人的な思い込みなんだけど、
なんとなく、超広角の方が逆光に強そうな気がするし、
ズームレンジの広い24-120の方が不利なんじゃないかって、そう思っていたのだ。
でも結果は逆で、24-120はマコトにきれいなウニウニの太陽を描写できる。
ウニウニ(太陽のまわりのトゲトゲのことね)の形は絞りで変化する。
まあ好みだけど、F11からF16くらいがキレイに出ると思う。

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(画像クリックで拡大します) Nikon Z6Ⅱ  Z14-30 F4S

Z14-30はシャープな写りがスバらしくて、逆光にも強いんだけど、それなりにゴーストが出る。
この写真とかも、なんか残念なゴーストの出かただよね。
この時は、24-120と両方持ってたので、たまたま同じような場面を2つのレンズで撮ってたんだけど、
その差が結構あることに今さら気が付いておどろいた。そうだったのか。
(もしかして、超広角レンズの方が、いろんな事情でゴーストが出やすいのだろうか?)

 

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(画像クリックで拡大します)Nikon Z6Ⅱ NIKKOR Z 24-120mmF4

この写真の太陽も、またお見事な光芒である。

しかし、なんだか24-120を絶賛してるみたいだけど、実はそうでもない。
たとえば、おさんぽスナップの時なんかは、このレンズ絶対持っていきたくない。
そもそも重たいしデカいし、そして写りが硬すぎる。
ふんわりぼんやり写したいスナップの用途には全く向かない。
立体感もないからつまらない。
(そういえば、高倍率ズームのZ24-200の方が立体感を感じられるから不思議である)
望遠側で撮った時の圧縮感っていうか、遠近感が出るレンズが好きなんだけど、
24-120はそれも苦手な気がする。このレンズは超優等生で、非常にシャープに写るんだけど、
シャープが強いレンズって、どうしても写りが平面的になりがちなのだ。

 

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Nikon Z6Ⅱ NIKKOR Z 24-120mmF4

ちなみにどんなに逆光に強いレンズでも、こういう場面ではどうしてもゴースト出ちゃいます。
これまた見事なサッポロポテトだし、レンズに水滴でもついてんじゃないかってくらい、ゴースト出てるよね。

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2023.05.05

爽やかな季節に街を行く

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(画像クリックで拡大します)Nikon Z7  Z14-30 F4S

歩くのが好きなので、よく散歩する。
連休は、自宅からどこまで行けるか、楽しみながら遠出をするのがここ最近のブーム。
5月の連休だと、まだどうにか爽やかなので、歩いていても快適。
空気が乾燥していて、交通量も少なくて空もキレイ。
こんな季節がずっとつづいてくれればいいんだけどなぁ。
と思いながら、途中の公園で休憩した。

ところで、連休明けには いよいよニコン Z8が出てくる模様。
Z9を小さくしたようなスペックになりそうで、重量的にはD780と同程度になるのかな、
と思っているのだが、しかしこのサイズはオレ的には微妙だなあ。
これだと山に持っていくにはちょっと重たいんだよね。
大き目のレンズつけて風景写真とか動きもの撮る人には待ってましたのスペックかもしれんが、
山歩きで軽量化したい人にとっては辛いよね。
だったらD780とかD850とかでもいいわけで。キヤノンでいえば5Dクラスとか。
そういう一眼レフの重さからようやく脱したところなのに、そこへ戻るか?ってこと。
カメラとしてはZ8大いに魅力なんだけど、ちょっとねー。
(それ以前にそんな高いカメラ買えないから心配いらないけれど:笑)

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(画像クリックで拡大します)Nikon Z7  Z14-30 F4S

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