D600と6D
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CANON EOS Kiss X4 SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM F5.6 1/200 WB:太陽光 ISO100
いよいよ普及価格のフルサイズ一眼レフが登場する。
ニコンはD600、キヤノンは6D。
キヤノンはフルサイズKissが出るって噂もあったけど、
実際には、Kissより上、D60と5D3の間くらいの新たなカテゴリー創設、といったところか。
まあ考えてみれば、現存するEF-Sレンズ群をそんなに簡単に捨てるわけにはいかなから、
Kissや7Dのカテゴリーは今後も共存させないといけないんだろう。
それに、完全エントリークラスのフルサイズにしちゃって、
その後あっという間に価格下落、ってのは、買う方だってイヤだ。
当初はこの6Dの商品設定に文句ばっかり言ってたんだけど、
いつの間にか買いたくなってる節操の無いオレがいたりする。
でも、積極的に買いたい理由って何なんだろう?何かあるのか?
DIGIC5?いや5D2でも十分低ノイズだよ。
GPSも無線LANもオレには必要ないし。
電子水準器?いやまさかそれだけで買い替えないだろ。
ファインダーだって視野率100%じゃないし、連写も速くない。
そうやって考えていくと、これは単なる「新しいオモチャ欲しい病」のような気がしてならない。
きっとそうだろう。
まぁ、一つだけ間違いのない理由は「軽量化」だけどね。
付属品含めて5D2より150g軽いってのは、確実なアドバンテージ。
かたや、キヤノンと違って出し惜しみしない攻めの姿勢を感じるD600。
なかなか頑張ってるなぁと思う。今回はキヤノン劣勢なんじゃないだろか。
自らのつくった商品カテゴリーが足かせになっちゃってるキヤノン。
でも、それでも一定数は売れちゃうのがキヤノンなんだよね。
(そういう自分もなんか買いそうになってるし)
ニコンの素晴らしいシャッター音が、誠に羨ましく感じる。
D800なんて、シャッター切ってるだけでシアワセになってきちゃう。
それに比べて最近のキヤノンのシャッターは、なんか事務的。タイプライターみたい。
だけど、ニコンでどうしても馴染めないものが一つある。
メニュー構造の入れ子のわかりにくさである。あれは本当にひどい。
ニコンを使っている時、結局最後まで理解することができなかった。
キヤノンのサブ電子ダイヤルに慣れちゃうと、操作性でもニコンには多少ストレスを感じる。
オレの場合、たとえ吐き出す画像がどんなにキレイでも、
操作でストレス感じたりすると、使いたくなくなってしまうのだ。
(そもそも各部の回転方向がキヤノンと全部逆ってのも、解っちゃいるけどやはり慣れないのだ)
でも、カメラって、感性で扱うものだから、そういうことって大切なんだと思う。
さてこの2機種の闘いは、今後どうなっていくことやら。
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コメント
D800に1票(笑)
投稿: masaki | 2012.09.26 13:33
D800、カッコイイ。
でもメニュー画面が下位機種とそっくりなのが寂しい。
投稿: masa | 2012.09.28 07:24