2010年 ロイ・シャイダー
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Nikon D90 SIGMA 17-70 F2.8-4.5 DC MACRO F5.6 1.6秒 WB:晴天 ISO200
とうとう2010年がやってきた。
オレにとって2010年で思い出されるのは、映画「2010年」 (2010: The Year We Make Contact) なのである。
「2001年宇宙の旅」の続編映画なのだが、なぜかこの映画、あまり語られることがない。
主演はオレの大好きだったロイ・シャイダー。
渋い俳優だったが、かっこよかった。すらっと背が高くて、サングラスがよく似合う。
日本人なら単なるサラリーマンに見える七三分けなのに、なぜか決まってしまうのだ。
ジョーズでの警察署長役も印象深い。ブルーサンダーも忘れられない。
でもやっぱり、「2010年」。
ロイ・シャイダーが2008年で亡くなってしまったのが、本当に残念だった。
なぜというわけじゃないが、2010年までは、元気でいて欲しかった。
最近のCGバリバリのSFモノには、何故か深みが感じられない。
簡単に言うと、インチキ臭いのだ。
「2001年・・」のシリーズには、UFOと地球軍のドッグファイトもなければ、エイリアンとの戦闘シーンも出てこない。
でも、宇宙空間のシーンには、なぜだかものすごい緊張感が漂っている。
そもそも宇宙では音が一切無い。そういうところをすごくリアルに描いている。
だから、船外活動で極度の緊張状態でパニックに陥り、呼吸ができなくなるシーンなんて、
見ていて苦しくなるほど怖いのである。重力ブレーキのシーンも、実にドキドキさせられる。
難解なキューブリックの「2001年・・」とは趣が違い、2010年は、
なんとなくわかったような気にさせてくれるところも、オレがこの映画を好きな理由かもしれない。
そしてついに、本当の2010年になってしまった。
この新しい時代に、この懐かしき映画を改めて楽しんでみたいと思う。
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